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変化し続けるプロダクト開発の視点

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システムエンジニアからプロダクト全体へ:FigmaとUI/UXへの挑戦

最近、従来の「システムエンジニア」という枠にとらわれず、ITプロダクト全体の創出により広く関わりたいと感じるようになりました。 以前、少しだけUI/UXデザインに触れた経験があり、そのときの興味が再燃しています。 そこで現在は、Figmaを使ってUI/UXの設計と試行錯誤を始めています。

Figmaには試験的ながらAI機能も実装されており、これを活用することで学習を加速できればと考えています。 ツールの操作にとどまらず、「どう体験をデザインするか」という本質的な思考を深めていきたいと思っています。


システムは生き物のように変わり続ける

たとえシステムを開発・リリースし、いくつかのマイナーアップデートを経て安定稼働するようになったとしても、 その状態が永続することはありません。

システムはそれ単体で意味を持つものではなく、「それを使う人」や「それを取り巻く社会的・組織的な文脈」と結びついて初めて価値を持ちます。 そして、人も組織も、内的・外的な要因によって日々変化しています。

つまり、システムが使われる背景そのものが常に動的に変わり続けているのです。 だからこそ、システムもまた静的な存在ではなく、変化に適応し続ける「生き物」のようなものだと考えています。

場合によっては、既存の枠組みではもはや用をなさず、ゼロから作り直す必要があることもあるでしょう。

プログラムは、ユーザーに対してある種の「体験の原型」を提供するものですが、 ユーザーが求める体験そのものが変わってしまえば、その原型も見直さなければなりません。

だからこそ、システムに関わる人間の本質的な役割は、刻一刻と変化するユーザーの期待や体験に応じて、システムを進化させ続けることだと思います。