アイデアが出ないときは、AIからもPCからも離れてみる

遅ればせながら、ChatGPTのタスク機能を使い始めました。あらかじめタスクを登録しておくと、指定した時間帯にリマインドしてくれる機能です。

今はこの機能を活用して、最新のAIニュースの要約を毎日リマインドしてもらうようにしています。さっと目を通すだけで、話題の動向を把握できるのがとても便利です。

情報は「自分から取りに行く」だけでなく、自然に受け取れる場所や仕組みに身を置くことも大切だと感じています。

たとえば最近届いた要約には、以下のような話題がありました：

中でも、Claude 4シリーズが数時間にわたって自律的にコーディングできるという情報には驚きました。「数時間のAIコーディング…いったいどれほどの量が書けるんだろう」と、単純に圧倒されました。（もちろん、長さがそのまま品質を意味するわけではありませんが）

話は変わりますが、ある課題の解決策が見つからず、PCの前で何時間も悩み続けてしまうことが、私にもよくあります。

調べても調べても糸口がつかめず、頭の中がぐるぐるとして、「もうダメかも」と思うとき。そんなときこそ、一度PCから離れてみることが大切だと感じます。

散歩をしたり、仮眠を取ったり、家事を片付けたり。すると、不思議なことに、頭の中が自然と整理されて、ふとした瞬間に解決策が思い浮かぶことがあるんです。

人の脳って、本当に不思議です。表面上は休んでいても、無意識の中で情報を整理したり、問題を解決しようと働いたりしているのかもしれません。

これは、プロダクトやサービスのアイデアを考えるときにも同じです。私は普段、一日の作業時間に上限を設けていて、それを超えたらあえて手を止めるようにしています。

時間をかければ、いいアイデアが出るわけではない。むしろ時間を置いた方が、より良い方向性や、思いがけない発想が浮かぶことがある——そう実感しています。

この点については、人間のほうがAIよりも優れているのではないかとすら思います。無意識下で何かが働いているんでしょうか？人間のそんな“見えない力”と、AIの合理的な能力をうまく掛け合わせて使うことで、きっともっと良いアイデアが生まれるのではないかと感じています。