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自分のためのソフトウェアを、直感に従って作る

GitHub Copilot を引き続き使っています。 まだ本格的に実装を進めているわけではないため、今のところは無料枠で収まっています。 「Premium リクエスト」は、私のようなライトユーザーには、まだ必要ないかもしれません。

アイデア出しや要件の整理には、主に ChatGPT(Plusプラン) を使っていて、そこでテンプレート的なコードを生成してもらうことが多いです。 そのコードを VSCode にコピペし、動かない部分を調整するときに GitHub Copilot を活用する、というのが今の流れです。

そのほかにも、コードにコメントをつける支援や、不明なコードの解説(@workspace /explain)などをよく利用しています。 最近は MCP 連携など多機能化も進んでいて、気になっている機能も多くあります。 ただ、実務の中で必要に迫られないと、なかなか触れる機会がないのも事実です。 とはいえ、一日30分程度でもいいので、意識的に新しい機能に触れる時間をつくっていきたいと考えています。


さて、ここからは少し視点を変えて、「ソフトウェアやサービスを生み出す側の視点」について、自分なりに考えてみたことを綴ります。

私はこれまで10年以上、誰かの“作りたい”を形にする側として、開発の仕事をしてきました。 けれど最近、自分自身が「生み出す側」になりたいと思うようになり、遅ればせながらそのための行動を始めました。

どんなプロダクトであれ、アイデアがすべての源泉です。 では、どうすれば良いアイデアは生まれるのか。どうすれば課題を発掘できるのか。 その答えとして私が強く感じたのは、「課題の当事者であること」の大切さです。

自分の身の回りにある小さな不便や不満を、自分自身の手で解決しようとするとき、 そこにこそリアルな課題があり、本物のアイデアの種があると感じます。

そう意識するようになってから、いくつかのアイデアの種を見つけました。 その中のひとつを選び、今月のはじめから開発に着手しています。 とはいえ、思いついたアイデアを実現するには、自分の経験やスキルの枠を超える技術が必要で、 四苦八苦しながらも、少しずつ形にしているところです。


もちろん、「お金を稼ぐ」という意味では、自分の課題ではなく、他人の課題を解決することのほうが王道でしょう。 営業し、クライアントを見つけ、課題をヒアリングし、解決策を提案・実装・納品する—— それが一般的なビジネスの流れであり、私もその価値は十分理解しています。

けれど私は、まずは自分の直感に従うことを選びました。 「これを解決したい」と感じた課題に、自分の手で向き合う。

この選択は常識的ではないかもしれません。 でも、私の中で「このやり方が正しい」と強く感じています。


「最も大切なことは、自分の直感に従うこと。 他人の意見という雑音に、心の声をかき消されてはいけない」

スティーブ・ジョブズのこの言葉を思い出しながら、 私は今日も、自分のためのソフトウェアをつくることに集中しています。